パタンナー 資格 ソフト

パタンナーという仕事の魅力

大手のアパレルメーカーでデザインの仕事をしていた同期の女性(Aさん)が、入社5年目にパタンナーを希望して専門学校に行き、一
年後、パターンの基礎技術を身につけた後転職していきました〜

週3日ぐらいの専門学校での学びで、一年もするとある程度のことってできるようになるんだなーと感心していました。

最近、まわりでも未経験ながらパタンナーの仕事に興味を持つ人が増えています。
特に、なぜか、現在「デザイナー」として仕事をしている人が多いですね。

話をきくと、デザイナーは年とともに感性がある意味鈍ってくるので、自分のデザイナーとしての能力やスキルに自信がもてなくなってくるそうです。
で、転職を考えると、そうはいっても服が好きなのでファッション関連の仕事をしたいということで、大きく、

ファッションアドバイザーを志向するコミュニケーションが得意なタイプ

と、

よりデザイナーの仕事に近いが感性よりも理性が求められるパタンナーを志向するタイプ

にわかれるようです。

まあ、パタンナーにもデザイナーに近い感性は求められるとはおもいますがね(笑

という状況なので、最近、よく「パタンナーに転職する時に有利になる資格や経験ってありますか?」ときかれます。

パタンナーの仕事っていってみればバリバリの専門職なので、今日希望して明日から仕事ができるってことは100%ないわけなので、一番強みになるのは「パタンナーの経験」なんですが、全くの未経験ながらパタンナー職に見習いとして採用されるために武器となるものをちょっと考えてみました。

1.縫製に関する基本知識や技術

これはどこまでが基本知識?どのレベルまでの技術?ときかれますが、一言でいうと、

洋服作りに必要な縫製技術全て、になると思います。
布の裁断から、ボタンづけ、チャックの縫いつけ、襟の処理などなど。

パタンナーや縫製に感する基本的な本をテキストにしつつ、実際に自分でいろいろやってみて、
一ヶ月ぐらい集中してやれば、「基本的な縫製技術はマスターしています」と履歴書に書けるレベルになるのでは、と思います。

ほんとうは、製図裁断とかも少しはできるといいのですが、まあ、「見習い」目標なので、実際の裁断は転職後に基本からみっちり学ぶ感じでいいんじゃないかなーと思います。

2.CADソフトの操作

これは転職後に使ってみればマスターできますが、縫製技術と同じように履歴書に「東レのCADソフトが使えます」って書いてあると、未経験ながら興味をもってもらえる、という程度のことです。
CADソフトはいくつかありますが、少し触っておきたいという人は、アパレル業界で圧倒的なシェアを誇る東レのCADソフトを使っておくとよいと思います。

ソフト名は「クレアコンポU」シリーズの「パタンーンマジックU」などです。
パターンマジックUはこんな感じです。
パターンマジック

パターンマジックUの操作方法は、発売元である東レACS社で行っています。
有料ですが、興味がある人はサイトをチェックしてみてください。
→ http://www.toray-acs.co.jp/support/acstraining/patternmagic2-basic/